WordPressサイトにElementorを導入し、インタラクティブなドラッグアンドドロップ機能でカスタムフォームを作ることができます。
従来の開発スキルを持たずに、Elementorフォームビルダーの使い勝手の良さにより、レスポンシブな問い合わせフォームを容易に構築できます。
このツールには、フォーム統合やメールアドレス収集の機能や、フォームスタイリングのパラメーターを調整する柔軟性が備わっています。
加えて、スパムから保護する仕組みも組み込まれています。
主な利点
- ドラッグアンドドロップでカスタムフォームを作成可能
- コーディング不要のノーコーディングビルダー
- レスポンシブデザインのフォームが構築できる
- メールアドレス収集やフォーム統合に対応
- 豊富なフォームスタイリングオプション
- スパムからフォームを保護する機能
Elementorを使ったフォーム作成のメリット
フォームをWordPressサイトに導入することは、問い合わせを発生させるとともに、コンテンツを強化します。
ユーザーはフォームを使って簡単に情報を提供でき、運営者はそれを活用してリードを獲得し、質問や要望を収集できます。
このため、フォームはユーザー登録や購入設定など、多岐にわたる場面で重要な役割を果たします。
Elementorを利用すれば、誰でもドラッグ&ドロップでフォームをカスタマイズできます。
これにより、コーディングを一切必要としない使いやすさが実現します。
加えて、スパムから保護する機能が備わっています。
したがって、WordPressユーザーは安全かつ簡単に高品質なフォームを導入することができます。
フォームの用途 | 説明 |
---|---|
お問い合わせ受付 | サイトに関する質問や要望を受け付けられます。 |
リードジェネレーション | 潜在顧客のメールアドレスを収集し、マーケティング活動に役立てられます。 |
ユーザー登録 | サービスやコミュニティへの新規ユーザー登録ができます。 |
購入受付 | 商品やサービスの購入設定を行えます。 |
全体を通じて見ると、フォームはさまざまな形で活用でき、Webサイト管理において必須の要素です。
Elementorによって、コーディングを省略しても、高品質、多機能なフォームを手に入れることができ、ユーザーとの対話を促進できます。
WordPressとElementorでお問い合わせフォームを作成する方法
WordPressサイトにお問い合わせフォームを追加すると、ユーザーからのコンタクトが容易になります。
Elementorを活用することで、コーディングいらずで簡単に作れます。
手順に従って、作成していきましょう。
ステップ1. Elementorのフォームウィジェットを追加
ページ内の編集モードに入り、「Elementorで編集」をクリックします。
その後、「フォームウィジェット」を見つけ、ドラッグ&ドロップして設置します。
ステップ2. お問い合わせフォームのフィールドを編集
フィールドの中身を変更したい場合は、該当フィールドをダブルクリックしてテキストを調整します。
新しいフィールドを追加するには、「Add New」を選択します。
ステップ3. フォーム送信の設定
「Email」セクションに進んで、「To」の欄に自分のメールアドレスを入力します。
この設定により、フォームの内容が指定のアドレスに送られます。
ステップ4. お問い合わせフォームメッセージを編集
「Custom Messages」をアクティブにすると、送信成功や失敗時に表示されるメッセージをカスタマイズできます。
ステップ5. お問い合わせフォームの外観を編集
「スタイル」タブでは、配色やフォントなどのデザイン要素を調整できます。
こうすることでフォームをサイトに調和させることができます。
ステップ6. フォームを保存して公開する
最後に変更を保存し、ページを公開します。
「更新」するだけで準備完了です。
Elementorフォームの機能拡張プラグイン
Elementorはフォームの使用性を向上させるためにプラグインを追加できます。
フリーからプレミアムまで、多様なオプションが揃っています。
Master Addons for Elementor
Master Addons for Elementorは、エレガントで機能的なフリーミアムプラグインです。
エレメントやメガメニューを含む多くの特長が付加されています。
無償版には充分な機能があり、プレミアム版(39ドル/年)は更なる機能向上をもたらします。
The Plus Addons
The Plus Addonsは、Elementor体験向上を図るプロフェッショナルな選択肢です。
何と8,000種以上の設定と300以上のブロックを提供しています。
無償版はベーシックな使い方が可能で、ライセンスを購入することで高度な機能にアクセスできます(39ドル/年)。
これらのプラグインは、新機能をフォーム設定に追加することができます。
例えば、フィールドの追加やカスタマイズされたテンプレートの適用が可能です。
無料版とプレミアム版を効果的に組み合わせ、効率的なフォームの構築をサポートします。
フォーム作成のヒント
プロのElementorフォームを作成したい場合、有料プラグインを入手することが必要です。
しかし、無料の方法も存在します。
FormidableFormsなどのプラグインを使用すると、自作のWordPressフォームが実現します。
これにElementorを組み合わせることで、費用を節約しつつ、自在にカスタマイズしたフォームを作ることができます。
そしてElementorの編集画面にアクセスし、作成したフォームをそのままドラッグ&ドロップでレイアウトに組み込みます。
この組み合わせは、ヒント通りに行えば、簡単にWordPressフォームを完成させられることを示しています。
有料ライセンスにとらわれず、創意工夫とガイドに従って、洗練されたフォームを作成しましょう。
だが、高度な機能を取り込むためには、やはり有料オプションを考えるべきです。
以下にコストのいくつか見本を示します。
- Elementorのプロ版は年間39ドルで利用可能
- Master Addons for ElementorのプロプラグインはプラグインはPro版が39ドル
- The Plus Addonsの有料ライセンスは年間39ドルで入手可能
無料プラグインは一線をきせてフォーム作成に貢献できますが、本格利用を考えるなら有料版にステップアップを検討しましょう。
Elementorフォーム
WordPressサイトにお問い合わせフォームを設置するのに、Elementorと互換性のあるMetFormプラグインが理想的です。
MetFormには無償版とプロバージョンがあり、どちらもElementorフォームの制作を支援します。
MetFormを導入する最初のステップは、WordPressサイトにそのプラグインをインストールすることです。
その後、Elementorの編集画面でMetFormウィジェットをページ上に配置することで、フォームの作成が可能となります。
フォームを完成させるには、設定メニューを使ってフォームフィールドを編集したり、スタイルをカスタマイズしたりします。
これにより、フォームがサイトのデザインと調和します。
無料版はおおよそのお問い合わせフォームの制作に対応しますが、高度な機能が必要な場合はプロバージョンをご検討ください。
有償版には追加のフィールドタイプや多くの作成オプションが提供されています。
Elementorを使ったお問い合わせフォームの作成例
Elementor Proを通じて、動的な自動返信メールを作り出すことができます。
フォームウィジェットを活用すると、お客様が入力した内容に合わせたメールをカスタマイズできるのです。
名前やメールアドレスなどの情報が入力される度に、それに応じたメールが相手に自動送信されます。
例えば、お問い合わせフォームに「名前」や「メールアドレス」の項目を置くとしたら、{field_id=”名前”} 、 {field_id=”メールアドレス”} などのショートコードを使い、入力内容をメールに反映させることができます。
この機能により、フォーム入力された情報はすぐに指定のメールアドレスに送信されるため、スピーディな対応が可能です。
これは、サービスや製品に対する顧客満足度を高める助けにもなります。
メール設定では、返信メールのデザインも自由に変更可能です。
ショートコードを活用すれば、返信メッセージを自分たちのスタイルに合わせて調整することができるのです。
- コンテンツタブの「Form Fields」内で各項目の詳細からショートコードを取得
- 取得したショートコードを自動返信メールの定型文に挿入
- メール本文の構成を自由に調整可能
結果として、Elementor Proのフォームウィジェットは、入力された情報に基づいた自動返信メールを容易に作成できる機能となっています。
まとめ
Elementorは、無料で利用可能なレスポンシブ設計に特化したページビルダーであり、簡単にドラッグ&ドロップ形式でお問い合わせフォームを構築できる点が大きな魅力です。
「WPForms Lite」プラグインを併用すれば、日本語での操作が可能になり、サンクスページへの誘導も簡単です。
さらに、Proバージョンを取得すると、Elementorのフォームウィジェットを活用し、緻密な設定やデザインのカスタマイズが実現できます。
国内外でのElementorの人気は非常に高く、Hello ElementorやAstraなどのテーマはそれぞれ100万回以上ダウンロードされています。
日本では「Lightning」や「Snow Monkey」のような国内製テーマも人気です。
これらをElementorと組み合わせた例も見受けられます。
要するに、Elementorは非常に使いやすく、その助けを借りれば誰もが簡単にフォーム作成を行なえることができます。
これにより、ウェブサイトを通じた顧客とのコミュニケーションが飛躍的に向上するのです。