WordPressのページビルダーとして高い評価を受けているElementorは、ユーザーに無料版とPro版(有料)の2つの選択肢を提供しています。
本記事では、Elementor Proと無料版の違い、各プランの料金体系、および最新のキャンペーン価格などを詳しく比較します。
Elementorの多彩な機能を理解し、自分のサイトに最適なプランを選ぶためのガイドとしてご活用ください。
要点
- Elementor Proには$59、$99、$199/年のelementorプロプランがある(2025年時点の公式価格)
- Proでは50以上のウィジェットが利用可能で無料版の2倍以上
- テーマビルダー、サポート、動的コンテンツ機能がPro専用
- 30日間の返金保証あり・ライセンスは別ドメインへ無料で移行可能
- Black Friday(11月)など年間セールで40〜50%割引になることが多い
Elementorの概要
Elementorは、WordPressコミュニティで高い評価を得るページビルダープラグインの一つです。世界で500万以上のアクティブインストール数を誇り、個人ブロガーから大手Web制作会社まで幅広く利用されています。
利用者には無料版と有料のPro版の選択肢が与えられ、各版に合わせて異なるプランと価格が設定されています。
直感的なドラッグ&ドロップ操作によりページを自由に設計でき、ウィジェットを組み合わせることで多彩な機能を追加できます。
無料版とPro版の違いは主に提供されるウィジェットの量であり、Pro版にはページ全体の編集機能が追加されます。
無料版でも多彩なウィジェットが使えるため、基本的なサイトの編集には十分対応できます。
Pro版を選択すると、より高度なカスタマイズオプションや、テンプレートの利用が可能になります。また、プレミアムサポートなどの特典が付帯しますが、プランによって許可されるサイトの数は異なります。
使用料金は年間サブスクリプション制です(月額払い・買い切りライセンスは現在提供されていません)。
Pro版は無料版に比べ、多様な追加機能を提供しています。webサイトの制作範囲が広がり、新たな専門性を加えられるため、様々な洗練されたデザインが実現できるようになります。
Elementor無料版の機能
Elementorの無料版は、WordPressの公式プラグインリポジトリから無料でインストールできます。約40種類のウィジェットが使えるため、シンプルなブログや個人サイトであれば十分に対応可能です。
無料版で利用できるウィジェット
無料版で使える代表的なウィジェットは以下のとおりです。
- 見出し(Heading):H1〜H6の見出しを自由にスタイリング
- テキストエディター(Text Editor):リッチテキスト入力
- 画像(Image):画像の挿入・リンク設定
- ボタン(Button):CTAボタンの作成
- 動画(Video):YouTube・Vimeoの埋め込み
- カラム・セクション:レイアウト構成の基本要素
- アイコン・アイコンリスト(Icon / Icon List)
- 画像カルーセル・ギャラリー(Image Carousel / Gallery)
- スペーサー・区切り線(Spacer / Divider)
- Googleマップ(Google Maps)
- カウンター・プログレスバー(Counter / Progress Bar):数値アニメーション表示
- テスティモニアル(Testimonial):基本的な顧客の声表示
これらのウィジェットだけでも、ブログ記事やシンプルなランディングページを作ることは可能です。ただし、お問い合わせフォーム・ポップアップ・ヘッダー/フッターの独自デザイン・動的コンテンツ表示はPro版でのみ利用できます。
Elementor Proの追加機能
具体的には以下の3つが挙げられます。
プロ版専用ウィジェット
特に、60種類以上の追加ウィジェットが利用可能となります(無料版の約40種と合わせると100種以上)。
代表的なPro専用ウィジェットと用途は以下のとおりです。
- フォーム(Form):お問い合わせ・資料請求フォームを作成。Mailchimp・HubSpotなどのメールマーケティングツールとも連携可能
- ポップアップビルダー(Popup Builder):メルマガ登録・セール告知などのポップアップをコーディング不要で作成
- フリップボックス(Flip Box):カード型コンテンツのホバー演出
- 価格表(Price Table / Price List):料金プランページに最適
- コールトゥアクション(Call to Action):ボタン付きCTAバナー
- アコーディオン・タブ(Accordion / Tabs):FAQページなどに活用
- WooCommerceウィジェット:商品一覧・カート・チェックアウトページのカスタマイズ(ECサイト構築に必須)
- 動的コンテンツ(Dynamic Content):カスタムフィールドの値をページ上に自動表示
- ログインフォーム(Login)・ナビゲーションメニュー(Nav Menu):会員制サイト構築に活用
無料版よりも作成可能なコンテンツのバリエーションが大幅に増えます。特に、フォームとポップアップは無料プラグイン(Contact Form 7など)で代替できるものの、Elementor Proに統合することでデザインの一貫性を保てる点が大きなメリットです。
テーマビルダー
テーマビルダー機能を利用すれば、ヘッダーやフッターのデザインを容易にカスタマイズできます。サイト全体のデザインをElementorだけで一元管理できるため、制作効率が大きく向上します。
また、投稿やアーカイブページのテンプレートも柔軟に調整できます。さらに、404エラーページ・検索結果ページ・シングル投稿テンプレート・カテゴリーアーカイブページなども独自デザインに変更できるため、サイト全体を有料テーマ不要でElementorだけで完結させることが可能です。
なお、テーマビルダーを使わない場合は、Hello Elementorなどの軽量テーマと組み合わせる方法もあります。
サポート
Pro版を取得すると、迅速かつ専門的なサポートが手に入ります。メールやチャットを通じて公式サポートにアクセスでき、あらゆる技術的疑問や課題について専任のサポートスタッフがサポートします。
ただし、サポートは英語対応が基本です。日本語でのサポートは公式には提供されていないため、英語でのやり取りが難しい場合は、日本語の解説サイトやコミュニティを活用することをおすすめします。
| プラン名 | サイト数 | 年間料金 | サポート |
|---|---|---|---|
| Essentialプラン | 1サイト | $59(約9,200円) | プレミアム |
| Advancedプラン | 3サイト | $99(約15,400円) | プレミアム |
| Expertプラン | 25サイト | $199(約31,000円) | プレミアム |
| Agencyプラン | 1000サイト | $399(約62,200円) | VIP |
※円換算は2025年時点の目安です。為替レートにより変動します。最新の価格はElementor公式サイトでご確認ください。
上記の表からわかるように、Proのプランはサイト数ごとに異なるサポートレベルを提供しています。特に、Expertプラン以上では高度なサポートを期待できます。利用目的やニーズに合わせて最適なプランを選択できるでしょう。
Elementor Pro料金
プランの種類
Elementor Proは、複数のプランから選ぶことができます。適応可能なサイト数に応じ、最適な選択が可能です。
- Essentialプラン($59/年):1サイト専用。個人ブログや自社サイト1本に絞って使いたい方向け。月換算で約490円と最もコストを抑えられます。
- Advancedプラン($99/年):3サイトまで対応。複数サイトを運営するフリーランスや副業ブロガーに最適。1サイトあたり月換算約275円と割安です。
- Expertプラン($199/年):25サイトまで対応。Web制作の受託案件が複数ある方や、クライアントサイトを管理するデザイナーに向いています。
- Agencyプラン($399/年):1000サイトまで対応。Web制作会社・代理店向け。VIPサポートも付帯します。
料金体系
料金は年間サブスクリプション制です。月額払いや買い切りライセンスは現在提供されていません。毎年更新することでアップデートとサポートが継続されます。
更新しなかった場合はどうなる?サブスクリプションを更新しない場合、新しいアップデートの受信とサポートへのアクセスが停止されます。ただし、インストール済みのElementor Pro自体は引き続き動作します(ただしセキュリティリスクが高まるため、更新を継続することを推奨します)。
セール情報:毎年11月のBlack Friday前後に40〜50%程度の大型割引が行われることが多く、初回購入を検討している方はこの時期を狙うのが賢明です。その他にも年間を通じてキャンペーンが実施されることがあります。
支払い方法
Elementor Proを購入する際は、クレジットカード・PayPal・Stripeが利用できます。支払いは年払いのみで、月額支払いは選択肢に含まれません。自動更新が設定されているため、更新が不要な場合はアカウント管理画面から事前に自動更新をオフにしておくことをおすすめします。
Elementor Proとその他のページビルダーの比較
Elementor は、BeaverBuilder や Divi、SeedProd といった他のツールと共に、WordPressのページビルダー市場に存在します。テンプレートの多様性、直感的な操作性、機能の豊富さ、そしてコストパフォーマンス面でも高い評価を受けています。
| ツール名 | 最安プラン(年間) | 対応サイト数 | 特徴・向いている用途 |
|---|---|---|---|
| Elementor Pro | $59(1サイト) | 1〜1000 | 総合型。LP・ブログ・EC・会員サイトまで幅広く対応 |
| Divi | $89/年 または $249買い切り | 無制限 | 買い切りライセンスあり。デザインテンプレートが豊富 |
| BeaverBuilder | $99/年(1サイト) | 1〜無制限 | コード品質が高く開発者向け。動作が軽量 |
| SeedProd | $39.50/年 | 1サイト〜 | LP特化型。Coming Soonページにも強い |
| Gutenberg(無料) | 無料 | 無制限 | WordPress標準。シンプルなブログ運営には十分 |
競合との比較ポイント:
- Diviとの比較:Diviは買い切りライセンスがある点でコスト面で優位になるケースも。一方、Elementorは操作性・日本語情報の多さで勝ります。
- BeaverBuilderとの比較:BeaverBuilderはコードが軽量で開発者向けですが、テンプレート数・ウィジェット数ではElementorが上回ります。
- SeedProdとの比較:SeedProdはLP制作に特化しており価格も安いですが、サイト全体のデザイン管理にはElementor Proの方が適しています。
- Gutenbergとの比較:WordPress標準のブロックエディタは無料で使えますが、視覚的なデザインの自由度・ウィジェットの種類ではElementorが大きく上回ります。
Elementor Proは、EssentialプランからAgencyプランまで、幅広い範囲のニーズに対応しています。一つのサイトを運営する個人から数百のサイトを管理する企業まで、幅広いユーザーをサポートします。この柔軟性が、多種多様なユーザーに支持される一因となっています。
elementor pro 料金
まとめ
Elementorは無料版でも約40種類のウィジェットが使え、シンプルなブログや個人サイトであれば十分に対応できます。一方、Elementor Proは年間$59から利用でき、60種類以上の追加ウィジェット、テーマビルダー、フォーム、ポップアップ機能などが解放されるため、本格的なWebサイト制作や収益化を目指す方には必須の選択肢です。30日間の返金保証があるため、まずは無料版で基本操作に慣れてから、必要に応じてPro版へのアップグレードを検討することをおすすめします。Black Fridayなどのセール期間を狙えば、最大50%オフで購入できるチャンスもあります。
よくある質問
Q. Elementor無料版だけでサイト制作は可能ですか?
はい、シンプルなブログや個人サイトであれば無料版で十分対応できます。ただし、お問い合わせフォーム、ポップアップ、ヘッダー・フッターの自由なカスタマイズ、WooCommerceとの連携などはPro版限定の機能となるため、ビジネスサイトやECサイトを構築する場合はPro版がおすすめです。
Q. Elementor Proのライセンスは複数サイトで使えますか?
プランによって利用可能なサイト数が異なります。ESSENTIALプラン($59/年)は1サイト、ADVANCEDプラン($99/年)は3サイト、EXPERTプラン($199/年)は25サイトまで対応しています。また、ライセンスは別ドメインへ無料で移行することも可能です。
Q. Elementor Proを安く購入する方法はありますか?
毎年11月のBlack Fridayセールでは40〜50%の割引が実施されることが多いため、このタイミングでの購入がおすすめです。また、30日間の返金保証があるため、機能を試してから継続利用を判断することもできます。







